2025-03-29
Bitwig: Waves V15.5にアプデしたらV15.0が読み込めなくなったときの対処法
Waves CentralでV15.0のプラグインをV15.5にアップデートすると、Bitwigのプロジェクト上でV15.0のWavesプラグインを挿していた箇所が正しく読み込めなくなります。
筆者の環境(Windows11, Bitwig Studio 5.3.2)では以下の状態になりました。
- 既存のV15.0プラグインは、プラグイン名のみ読み込めているが、上の画像のように中身のロードができない(再読込してもダメ)
- V15.0のプラグインがプラグイン一覧から見えているが、これを選んでも同様にロードできない。
- 一方で、V15.5のプラグインも見えており、これは正しく動作する。
Note
もちろん、V15.0のデバイスを削除してV15.5版を追加し直せば対処可能ですが、このやり方ではパラメータはリセットされるので、どういう設定にしたか分からない状態でパラメータ設定を復元しなければなりません。多くの場合は現実的ではないでしょう…
解決方法 (Windows環境)
- 念の為Bitwig Studioは終了しておく。
C:\Program Files\Common Files\VST3
にあるWaveShell1-VST3 15.0_x64.vst3
を削除する。- このフォルダから除外すればよいので、別の適当なフォルダに退避することでも可です。
- これがBitwigから見えているプラグインファイル本体です。このフォルダにV15.5のものも見えると思いますが、こちらは消さないでください。
- その後V15.0を使っていたプロジェクトを開き直すと、V15.5で読み込まれます。
おそらく原因はアプデの際にV15.0の実体が消えているのに、V15.0のシェルが残っているからだと思われます。
Bitwig上のV15.0のプラグインデバイスはV15.0のシェルを介して実体を読み込もうとしますが、V15.0の各種プラグインの実体は削除されているのでロードに失敗するのだと思われます。
ここでV15.0のシェルを削除することで、(どういうロジックかわかりませんが)V15.5のシェルを使うようになって正しく読み込めるようになります。
同時に、Bitwig上からV15.0のプラグインが見えなくなるので、V15.0とV15.5がダブって表示される現象も解消します。
ダメだった方法(おまけ)
- Waves Centralで
Repair
を行う → 状況何も変わらず。 - Bitwigのデバイス上のファイルマーク(電源ボタンの真下)からV15.5版のプラグインに置き換える → 同様に読み込み失敗。