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2023

Hacker's Effectism (2023 Original)

雑記

2023年のSOUND VOLTEXの楽曲公募に応募した曲。

この曲は自分にとって非常に新しい挑戦の詰め合わせだった。

一言で言えば、エレクトロ系への初挑戦。 公開自体はQuexploreの方が先だけれど、制作はこちらの方が先だった。

この曲を制作するまで、まともにシンセを扱ったことはなかった。何ならSerumやMassiveなどの有名なソフトシンセも、一時代を築いた往年のアナログシンセもまともに知らなかった。 それでも自分の中にある「音ゲーの曲」のイメージを形にするために、シンセの使い方などをとにかくいろいろ調べ、試行錯誤した覚えがある。

もともとはPsytrance系を想定していたが、色々展開していった結果よくわからないジャンルになった。 総じて音ゲーでしか消費されないであろうサウンド。 だがそれが良い…のかもしれない。

また、音ゲー曲として2分程度の曲を作るのも初めての経験だった。 短い時間の中に展開を入れるのが想像以上に大変だった覚えがある。 8小節欲しいところを4小節に詰めたり、詰め込んだ故に前後が不自然になってしまったり…いろいろな難しさを体験した。

この音源を振り返って聴くと少しサウンドに拙さを感じるが、逆に当時の頑張りを思い出すのでこれはこれで良い思い出として好きだったりする。