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ありがとうFERNANDESピック でもそろそろ代わりを探さねば…

2026-10-27

eyecatch

今回はいつもとちょっと違い、私がギター演奏で使っているピックの話です。

FERNANDESが作っていたピックで、今は手に入らなくなってしまいました。

普段は一人の音楽家の視点で詳細な機材レビューをしていますが、今回はただの個人的なピックの検討の旅です。

普段使っているピック

私が普段使っているピックは今はなきFERNANDESのピックです。

サウンドハウスでは P-100UC 1.00mm(あるいは1.20mm)という名前で販売していました。 残念ながら現在は終売で手に入りません。

いつものピック

筆者が使っているピック。ウルテム素材のティアドロップ型。1.0mmと1.2mmを使い分けている


最近ギターを始めた人には何それ、ってメーカーかもしれませんが、一昔前はまさか誰もフェルナンデスがなくなるなんて思っていなかった、そんなメーカーです。

特にFRT系ブリッジのテクニカル系ギター、変形ギターではこのメーカーを見ない日がないほどのメーカーでした。 正統派(?)からZO-3などの変わり種まで扱っていた面白いメーカーでした。

周辺パーツやお手入れグッズも手掛けていて幅広かったですね。 個人的に特に印象的なのは歯磨き粉のようなチューブに入ったフレット磨きでした。

ちなみに私もフェルナンデスの魔改造ギターを1本持っています。 現状、動画等でお披露目はしていませんが…。


それはともかく、昔色々試した中で一番しっくりきたピックです。

ウルテムという素材がギターピックで登場して間もない頃に出会ったピックです。 フェルナンデスがなくなるまではサウンドハウスで売っていたので、後日そこで数十枚まとめ買いしました。

今でも一番慣れているピックで、ひとまずエレキギターにおいて最も自分のパフォーマンスを出せるピックはこれです。 ティアドロップ型の中でも大きすぎず小さすぎない大きさで、単音からコードカッティングまで何でも使いやすい万能ピックです。

一応ジャズピックらしいですが、JAZZ IIIと比べると二回り大きいです。 一般的なティアドロップと比較すると、上側が丸く、全体的に上下方向が少し短めなピックと言えます。

尖ってる方じゃない方の角も使えます。 ジャズ系や丸めの音が欲しい時は角を切り替えて使っています。 ちなみに、この使い方はあのギター博士を参考に取り入れています。

ウルテムはあまり指が滑らない点もメリットですね。

総合的に使い勝手の良い優等生なピックです。


DON'T CUTの解説動画でこのピックを「昔大量に買った」と言った通り、確かに当時数十枚単位で買っていたのですが、改めて確認したら今手元に残ってる新品は1.0mmが数枚だけでした。 1.2mmはもう在庫がありませんでした。 あの動画で使った個体が最後です。しかも既にかなりすり減っています。 すり減ったものもこれはこれで使い勝手が良いのですが、新品が無い不安は変わらず。

あんなにあったのにどこ行ったんだ…とは思いつつも、無いものは仕方ない。 しょうがないので、現行販売されている他のピックで似たものを探すことにしました。

ちなみにDON'T CUTの記事はこちら。

【ギターカバー演奏・解説】 DON'T CUT (太鼓の達人)

ギターカバー演奏第3弾! 今回もナムオリから。ムズいです。今回は初の「ガチ解説」やってます。

ギター演奏

eyecatch

代わりの候補

ということで、現行販売されている中でいろいろ試して「これは代用になる」と判断した結論ピックはこちら。

  • Limetone Audio の irodori
  • MASTER 8 JAPAN の INFINIX JAZZ-TYPE

の2種です。

代わりになりそうなピック

左がいつものピック。中央はLimetone Audioのirodori、右はMASTER 8のINFINIX。

Limetone Audio irodori

1.0mm版はこれが最も近いと思いました。 結論、ほぼ同じです。

Limetone Audio irodori

右側がirodori。色もシェイプもそっくり。なお左のフェルナンデス製はすり減っている点に注意

シェイプはまったく同じです。 重ねても違いが分かりません。 誤差レベルの違いがあるかないか程度で、持った印象、弾いた印象ともにまったく同じです。 逆に先述のフェルナンデスのピックが気になるならこれを買えば分かります。

見た目もほぼ同じですし、ウルテム素材であることも同じ。 完全な代替品として使えます。

これの1.2mm版があれば、これで結論だったかもしれません。

1.0mmはこちらをしばらく使う予定です。

MASTER 8 JAPAN INFINIX JAZZ-TYPE

現行販売されてる中で、irodoriと並んでシェイプが近いピックです。 サウンドハウスでIF-JZ120あるいはIF-JZ100という型番で販売されているものです。

MASTER 8 JAPAN INFINIX JAZZ-TYPE

右側がMASTER8。色はともかくシェイプは同じに見えるが果たして…?

シェイプはほとんど同じですが、弾いた印象は若干違いました。

まず、大きさはほぼ同じですが、MASTER8の方が僅かにテーパーが強く、尖りが鋭いように感じました。

さらに素材が違うため、ウルテムのつもりで弾くと思ったよりしなる印象がありました。 青い方は1.2mmですが、しなりの程度はウルテム換算だと1.00より僅かに厚いくらいの印象です。

1.0mmではウルテムの1.0mmよりもさらにしなるので、薄めのピックという印象が先行しました。

また、先のウルテムよりも若干ブライトに聴こえます。 素材の違い、特にしなりによる違いによるものだと思います。 柔らかめなので、コードストローク、カッティングプレイにはウルテムより相性が良さそうです。

それ以外の感触はウルテムに非常に近いです。

結論としては、あのフェルナンデスピックの代替品としては少し違いがあるものの十分に代替品になり得ると思いました。 ただ、ウルテムの1.2mm版のようなカチカチな固さは得られませんでした。 しかも、こちらは1.2mmより厚いバリエーションが無いのが残念なところ。

INFINIX-Uというウルテム配合の素材もあるようですが、現状サウンドハウスではハードグリップではない製品が無いようで。 登場したら検討します。

余談

今回はとにかくシェイプと素材を重視していたので、その時点で候補がかなり少なくなってしまいました。

このシェイプのピック、たくさんありそうで意外と無いんですね。

島村楽器のプライベートブランドなども店舗に行って見ましたが、特にシェイプが課題で、同じようなシェイプのものが見つかりませんでした。 ウルテム素材のピックはたくさんありましたが…。

まとめ

今まで使ってきたピックが終売になってしばらく経つ中で、まとめ買いしていたはずのピックがなくなり、次のピックを検討した…という話でした。

1.0mmについては Limetone Audioのirodoriを使おうと思います。 1.0mmにおいてはこれが結論だと思います。

1.2mmについてはMASTER 8 JAPANのINFINIX JAZZ-TYPEが代替品になり得るとは思いつつ、同じ1.2mmでも元のピックより僅かによくしなる違いがありました。 互換品として悪くはないので、使ってみて慣れる努力はするつもりです。 ただ、もっと良い代替品はないかなぁとも思っています。