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【ギターカバー演奏・解説】 DON'T CUT (太鼓の達人)

2026-10-06

eyecatch

ギターカバー演奏動画第3弾は太鼓の達人のナムコオリジナルから DON'T CUT です。

演奏動画

演奏動画

今までの動画から大きく画角を変えました。 さらに今回は24FPSにして雰囲気重視にしてみました。 演奏動画らしい雰囲気が前回より強くなったと思います。

Note

  • 耳コピです。今回もかなりオリジナルを意識していますが、100%一致しているとは限りません。

TAB譜動画or解説動画

準備中…

以下に文章で解説を先行して公開していますが、動画やTAB譜がない状態でのとなるので分かりづらいかもしれません。 興味があればドウゾ。

機材解説

機材

  • ギター: T's Guitars Arc-STD 24 Custom

    • 前回に引き続き採用。モダン系のハイエンドギターとして最高の一本です。
    • なお、このギターは24フレットですが、この曲は22フレットのギターでも問題なく演奏可能です。
  • アンプ: Hughes and Kettner TubeMeister Deluxe 40

    • 私のメインアンプ。詳しくは以下の記事もどうぞ。
    • 今回、画面右側に置いて演奏の雰囲気作りにも役立ってもらいました。

【機材紹介】TubeMeister Deluxe 40

初めての機材紹介!ギターアンプ編第1回はケトナーのTubeMeister Deluxe 40。最初に所有した真空管アンプで、特に強い思い入れがあります。モダンハイゲイン枠で今でも現役で愛用している一台です。

音楽機材紹介

eyecatch
  • IR: York Audio MESA 212 V30
    • MESA boogieのV30搭載の2x12インチ、HorizontalキャビのIRです。
    • 余談ですがこのIRセットは1ドルのお試し版があるので、ドンシャリ系の良いIRをお探しの方は試してみると良いと思います。このキャビ自体がハイゲインの1つの定番でもあるので、持っていて損はないと思います。

録音系統

前回同様の録音系統です。

アンプ
→ Suhr Reactive Load I.R.(IR無し出力)
→ オーディオインターフェース
→ DAW上でIR (York Audio)

音作り

標準的なハードロック~メタルサウンドで、ハムバッカー搭載のギターにハイゲインアンプを合わせればいい感じになります。

オリジナルに音を寄せるならドンシャリめに作るとよいと思います。 歪みは歪みすぎない程度がよいと思います。

シングルコイルのギターだとブリッジミュートの刻みがかなり鋭くなります。 粒立ちの良い刻みが好きだったり、イングヴェイ的なサウンドが好みならあえてシングルコイルやシングルハムを選ぶのもアリです。

曲の概要

太鼓の達人のナムコオリジナルの曲の一つです。

バッキングが16分で刻まれる激しいゴシックメタル的な曲です。

今基準ですとかなり古い曲になります。 記事にするまで知らなかったのですが、初出は太鼓の達人12の隠し曲だったようです。 私がアーケードの太鼓の達人に触れた頃には既に通常曲でした。 個人的にはアケよりもぽ~たぶるDXのイメージが強いです。


何よりおにの表譜面がザ・基礎連といった感じで、Aメロやサビのリズムを交互に叩けるように、この曲や紅で練習した記憶があります。 繰り返しの部分さえできるようなれば☆8相応の実力がなくてもクリアに届きやすいこともあり、太鼓を始めてすぐでも☆8のこの譜面がクリアできて嬉しかった思い出があります。

裏譜面も「もう一つの音取り」のようなコンセプトを感じて好みです。 表譜面と異なり偶数打や逆手を試される配色が多いながらも総合的には練習になる譜面だと思います。 表裏どちらも明確なコンセプトがありながら練習になる点は共通しているのが興味深いです。


ギターを16分音符で刻むメタル曲の括りでは、太鼓の達人の収録曲では IN THE ZONEやネクロファンタジア(Remix)が近いです。 ギターの演奏スタイルが近いだけでなく、太鼓のおに譜面の傾向も近いのが面白いポイント。

曲構成

曲の構成は イントロ → A1 → B1 → サビ → 間奏 → A2 → B2 → サビ2 です。

BPMは170です。 音楽ゲームとしては中速ですが、16分音符で刻むメタル曲としては速めの部類です。

曲のキーはAmです。 イントロと間奏で開放弦を使うリフがあるため、キーを変える場合はチューニングを変えたりカポを使う必要がありそうです。

ギタートラック構成は、私のカバーではリズムギター(サイドギター)とリードギターの2本構成にしています。

Note

オリジナルはサビ終わりのリードと間奏の頭のリフを重ねるために一時的に3トラックになっていると思います。 3本構成だと3本目が暇すぎるので、本カバーおよび解説では多少無理やりですがリードを1本にまとめています。

音ゲー曲としては、A2,B2,サビ2がA1~サビ1と同じ尺で入っている点が珍しいと思います。 尺は共通で、2番側のドラムパターンで変化を付けて飽きさせないように工夫されていると考えています。

演奏難易度

リズムギターはこの手の高速16分刻みの曲の入門になり得る難易度だと思います。

基本の繰り返しをひたすら要求されるあたり、太鼓のおに表譜面に近い傾向と言えるかもしれません。


一方でリードギターはシンプルに難しく、入門曲というより挑戦曲…って感じです。

しかもコツを掴めば簡単になるタイプではなく、最低限ある程度の速弾きの地力(?)が求められる点が難しいところです。 フルピッキングの速弾きが多いので、このタイプの挑戦曲としてはおすすめです。

このパートを弾けるようになっている頃にはかなりレベルが上がっている、そんなパートだと思います。

全体的に綺麗に弾き切るのは難しいですが、無理ゲーレベルではないのでハイレベルの中では練習になるかもしれません。

上級レベルの地力アップという点は太鼓の裏譜面に近いものがある…かもしれません。

リズムギター解説

Note

私が右利きな都合上、右手=ピッキングする側、左手=指板を押さえる側になります。 レフティの方は適宜読み替えてください。

当初は文中でピッキング側、指板を押さえる側と表現しようとしたのですが、毎回こう書くと逆に見づらかったので…。

Note

小節番号に言及している部分は、弾き始める小節=第1小節としてカウントした際のものです。

まだTAB譜動画が無いので、よくわからなくなってる点はスミマセン…。 TAB譜動画あるいは解説動画を出した際にはそちらの動画と記述を合わせるようにします。

イントロ・Aメロ・サビ

ほとんどの部分でパワーコードを16分音符でひたすら刻み続けます。

しかしながらBPM170の16分の刻みは単純に速いので、これについていけるかが肝となります。

しかもサビ1開始からサビ2に入るまで休憩が一切ないため、太鼓のおに表譜面と同様、繰り返しのリズムを適度に脱力して弾き切ることが重要です。

オルタネイトピッキングでブリッジミュートをかけながらズクズク刻むことになるので、ピックが回ったり飛んでいかないように、適度に脱力するのが大事です。

特に気をつけるべき点は16分のブリッジミュートの刻みのピッキングです。 この曲のリズムギターではニュアンスにムラが出ないように心がけると良いです。 16分のズクズクの間でピッキングの強さに差が出ないように、均等な力で弾くのがポイント。

演奏クセにもよりますが、ピッキングのあまり角度を付けないようにしたり、ピックを弦の深くまで入れないといった工夫をすると改善しやすいかもしれません。

Bメロ

Bメロはパワーコードではなく、ローフレットで少し複雑なリフを弾くパートになります。

単音はブリッジミュートをかけたまま弾きます。

弾いているフレーズは他の部分と異なりますが、Bメロでも同様にムラなく弾くことを心がけると良い感じになります。 ムラをなくすためにもできる限りダウンピッキングだけで弾くと良いです。 オルタネイトでもできますが、ダウンとアップでニュアンスの差が出ないように、ピッキングを工夫するとよいです。

なお、原曲ではこのパートだけギターの低音域が強調されています。 バンド演奏で低音が強い感じを強調するなら、部分的にエフェクターなどで低域を足すとよいです。 特にイントロ・Aメロのために低域を削ってある場合、Bメロだけ一時的に戻すのも良いと思います。

とはいえ、そもそもがブリッジミュートであるため、あまり低域を出しすぎるとモコモコしすぎる点には注意です。


更に奥深いところとしては、2回連続の6弦3FのG音について、2つ目の音を気づかない程度に少しベンドアップするとよいです。 細かいところですがフレーズにニュアンスが付いていい感じになります。

リードギター解説

何もない部分が多いとはいえ、弾く部分はどの部分も難易度が高いです。 特に終盤は超絶技巧に片足突っ込んでいます。

また、単音弾きの大部分がフルピッキングなので、高いピッキング技術が求められます。 体力よりも、このBPMの中でいかにムラなく正確に16分音符をフルピッキングで弾けるかどうかが課題になってきます。

このBPM(170)で安定して弦移動を含む16分をフルピッキングで演奏するのは非常に難しいので、効率的なピッキングを編み出すなり習得する必要が出てきます。

速弾きのピッキングについて(おまけ)

速弾き系のピッキングはいろいろなやり方があります。 とはいえ、どのやり方であってもそもそもの難易度が高いため、ひとまず最もご自身に合っている得意なやり方で弾いてみるのが良いと思います。

余裕があればポールギルバートなどのようにピッキングのアタックを強く出せる弾き方を選ばれるとオリジナルのニュアンスに近づけられます。 私はそこまで強くアタックを出す弾き方では安定感がまだないので、自分の中での標準的なピッキングでやっています。

Note

私のスタイルは誰に似てるとも言語化できない我流ではありますが、速弾き時はピックをあまり弦の深くまで入れないように意識して弾いています。 ソロはブルース的なニュアンスを視野にピックを深めに入れるクセがあるので、速弾き時は意識的にピックを浅めに当てるようにして抵抗を減らすようにしています。

余談 速弾きのピッキング技法

先述の通り、高速ピッキングにはいろいろなアプローチがあります。 イングヴェイで顕著なエコノミーピッキングや手首の回転を用いたピッキング、ポールギルバートの屈伸運動ベースのアプローチ、その他いろいろな人が速く効率的にピッキングする方法を編み出しています。 速弾きが得意なギタリストの間でも、ピッキングのクセは十人十色です。

一方で、どんなフレーズや表現にも対応できる万能なピッキング技法はないことも注意です。 日本ではあまり言及されていない気がしますが、サークルピッキングやエコノミーピッキングは一つの速弾きピッキングの結論・技術ではありますが、それぞれ対応しやすいフレーズや出せる音のニュアンスが違います。 一概に「これだけ覚えれば全てに対応出来る」というものはありません。

なお、いろいろなピッキング手法を臨機応変に切り替えたり組み合わせれば総合的に万能になるので、現代の我々が目指すべき「至高の領域」は「いろいろな弾き方ができて、使い分けられる境地」 だと考えています。

その上で、個人的にはサークルピッキングと言った体系化された一つの結論だけを学ぶよりも、今自分がどこでどのように苦労しているかを認識し、そのためにどんなアプローチができるか考えて試行錯誤したり、先人たちの演奏を研究することが大事だと思っています。 時間はかかるものの、いろいろな結論を教えてもらうよりも解決が早い気がしています。

さすがにこの曲を弾くのにイングヴェイやポールギルバートを弾ける必要はありませんが、行き詰まった場合は彼らの演奏から学ぶと解決の糸口が得られるかもしれません。

ピッキングはそれまでの弾き方のクセなどで人によって十人十色なので、改善方法もまた個人で異なるのが難しいところですね。

Tip

なお、この曲の速弾きフレーズの大部分はレガートで弾くことも可能です。 ニュアンスはフルピッキングとは異なりますが、フルピッキングがキツいなら積極的にレガートして良いと思います。

フレーズがハーモニックマイナーの流れるようなフレーズなので、レガートでスムーズに弾くのもこれはこれでいい感じになります。

イントロ

いきなり難しいです。

やることが多いので、セクションに区切って解説します。

セクション1

曲が始まって最序盤の部分です。

ハイフレットのユニゾンチョーキングとローフレットのフレーズを行き来するため非常に忙しいです。

ハイフレットのユニゾンチョーキングは、4分音符2音の1セットのうち1つ目はビブラートなし、2つ目はビブラートありです。 ここは意識して弾くとこの曲らしさが出ます。

その後セクション2に向けて3, 5フレットの16分です。 運指は単純ですがフルピッキングなので非常に難しいです。

余談 最後のF音

セクション1最後の4弦3フレットのFはパッと聞くと音が外れているように感じるかもしれません。 FはAmペンタトニックスケールから外れるので若干浮いた印象になります。

耳コピしてFが聞こえたので個人的に興味深いポイントでした。 指板上で3-5フレットの連打になるので弾きやすさを重視したと推測しますが、意図的なものかどうかは不明です。 個人的には2フレットのE音に変更してAmペンタトニックをそのままなぞるようにしてもロックでカッコいいと思います。

Note

ちなみに、このハイフレットのユニゾンチョーキングはレスポールのようなシングルカッタウェイのギターで弾く場合は非常に難しくなります…。 握り込む押さえ方ができなくなるため非常に難しく、2弦のチョーキングの音が足りなくなったり、1弦も一緒に動いて弦落ちしてしまったりと非常に難易度が高いです。

セクション2

その後は3弦開放弦を交えたリフです。 DON'T CUT弾いてと言われた際にパッと弾くフレーズはここが良いと思います。何の話

注意としては、このフレーズの16分裏の開放弦のG音はプリングで弾きます。 16分の表だけピッキングして、裏のG音は全てプリングで弾きます。

さらにニュアンスを追求する場合、プリング時にあまりベンドしないことと、プリングの音を少し弱めにする、つまりピッキングする表拍を強調するようにするとなお良いです。

開放弦以外のメロディの部分も、スライドインやレガート、ビブラートの有無や強さを意識するとよいです。

余談 開放弦込みのリフのレガート

このような開放弦を使うリフは他のロック・メタル曲でも多いですが、レガートで弾くか、フルピッキングで弾くかでニュアンスが大きく変わります。

レガートの場合はプリング時の僅かなピッチベンドによる味が重要なこともあります。 一例ではSHOW-YAの限界LOVERSはそういうレガートの味があると思ってます。

Tip

まぁ、細かいニュアンスまで徹底的に再現する場合はいわゆる完全制覇レベルのコピーになります。

この曲である必要はありませんが、完全制覇レベルの完コピを通っておくと、オリジナルから非常に深い領域で表現技法を学べたり、耳が鍛えられます。 一度この道を通っておくと深い学びが得られるのでおすすめです。 想像以上にいろいろな発見がそこにあります。

他人の演奏表現を徹底的に学ぶことで自分自身の演奏の表情付け(アーティキュレーション)のクセを客観的に分析できるようになります。 他人の完コピが結果的に自分自身の分析につながる点でも価値のある取り組みです。

※もちろん、完コピにこだわらなくても、ご自身で自分らしい表情付けやアレンジを加えるのもまた一興です。 これは音楽の楽しみ方のベクトルの違いなので、論争を起こす必要もないことです。 一方でオリジナリティの出し方で困ったときは、あえて何かの完コピに挑戦してみると引き出しが広がって解決につながることがある点は覚えておくと役に立つと思います。

セクション3

Aメロにつなげる単音のメロディです。

スライドやレガートを忠実に真似するとかなりオリジナルっぽくなります。

先ほどまでと違い音が少ないので、1音1音の表情付けが聞き手にかなり高密度で伝わってくるのがポイント。

16分音符の弦移動が多い運指になっているので綺麗に音を出すのは見た目以上に難しいです。 とはいえいい感じにエコノミーピッキングが使える運指になっているので、イングヴェイのように弦移動でダウン→ダウンで弾くタイプのピッキングの練習になるかもしれません。

私の演奏動画では、一部の16分音符の弦移動は練習も兼ねてあえてエコノミーピッキングにしています。

余談 あえてビブラートしないという選択

個人的には、E音ではガッツリビブラートをかける一方で F音はビブラートをかけていない 点が面白いと思いました。 私を含め多くのギタリストは手癖で弾くと長い音符ならどこでもビブラートをかけたくなると思うのですが、それに反してたまにはあえてビブラートをかけない部分があることで、表情付けのメリハリが効き、フレーズ全体が引き締まっているように感じます。

私の中では、この曲の耳コピをして最も学びになった部分はこの「ビブラートをかけない」という選択肢です。

Bメロ

サビの直前で16分でAマイナースケールをなぞるフレーズがあります。 長めの16分の速弾きが出てくる最初のパートでもあります。

16分音符1個飛ばしの裏から始まる点に注意。

一見複雑ですが、1つの弦ごとに3音だけなので握り込むスタイルでも弾けます。

オリジナルの表現に寄せるならフルピッキングが良いですが、スケールをなぞるフレーズなので、レガートでスムーズに奏でてもこれはこれでアリです。

私はオリジナルを聴いて最初だけレガートに聞こえたので、最初だけレガート、あとはフルピッキングで弾いています。 とはいえ、この曲はオリジナルのギタリストご本人の演奏映像が無いため、運指と弾き方は音源を聞いた上での私の推測である点には注意です。

サビ1

8小節で同じものを繰り返します。

長い単音の部分と16分の速弾きで構成されています。

長い単音の方はニュアンス重視で、ピックを深めに入れて表情付けを強く入れるのがオススメです。

ブロックの最後の2小節は16分音符でハーモニックマイナーをなぞる難所です。 こちらは先程までと異なり、ニュアンスを込めるというより16分を正確に弾く速弾きが求められます。 ピックを深く当てている余裕がないので、効率よいピッキングに切り替えて弾いていく必要があります。 この切り替え自体が難しいです。この部分だけできても、サビを通しでやると失敗しがちな場合は案外コレのせいかもしれません。 速弾きとそれ以外ではピッキング技法を意図的に変える、と頭に刷り込んだ上で、サビを通しで練習するのがおすすめです。

ブロック最終小節の頭の一箇所だけプリングをいれていますが、それ以外はフルピッキングです。 運指は無理がないのですが、シンプルに速いのが難しいポイント。 なお、最終小節は音使いが4音区切りなので、覚える際は16分を4音ずつ区切って覚えると良いと思います。

間奏

弾くフレーズはイントロのセクション2以降と同じです。

ただし、48~49小節の間の3弦5フレットの手前の16分音符1個がなくなっている点だけ違います。 音源でそう聴こえたので反映していますが、意図されて演奏されているかどうかは分かりません。

リードギターでサビ1の最後と無理やり繋げたので、TAB譜および私の演奏において最初が忙しくなっています。 少し無理のある配置といえなくもないので、サビ1最後からつながる3弦14フレットのAを短めに切ったり、すぐローフレットにスライドすると良いです。

目安としては、3弦4フレットのBの音に間に合わせることを重視するとよいです。 Bの音でコケるとミスったように聴こえるので、多少犠牲を払ってでも余裕を持ってB音に間に合わせるとよいです。

サビ2

サビ1とはまったく違うフレーズです。 技術的にはここが最難関です。

太鼓で遊んでいると気づきにくいですが、かなり難解で難しいフレーズが裏で鳴っています。

このBPMにしては非常に忙しいフレーズで、最後にはタッピングも入ってきます。 ボーカルの裏で鳴っているギターパートでありながら、難しめのギターソロ並の難易度があります。

攻略としては、まず前半、後半でキッパリ分けるとよいです。

前半

77-80小節の4小節です。

さらに前半半分の77-78小節は音数が少なく簡単ですが、いわゆる泣きのギターの表情付けを徹底するとさらにカッコよく仕上がります。 発音やチョーキングの開始を少しタメるといい感じになります。 このような泣きの表情付けをキメられる部分はこの曲では意外とここだけなので、バッチリキメたいところ。


79-80小節の2小節は16分の速弾きによる複雑なフレーズです。 しかも途中で3連符が入ってきます。

この部分の運指は事前に組んでおくとよいです。

また80小節は楽譜のリズムが複雑ですが、厳密に楽譜通りに弾かずに、少し崩すといい感じになります。 オリジナルはリズムを崩して弾いているので、それに合わせる感じです。 リズムの完コピは楽譜を見るよりもオリジナルを聴き込む方が早いと思います。

後半

81-84の4小節です。

81-82小節は80小節と同様、多少リズムを崩して弾くとよいです。 ここもオリジナルの演奏はリズムを崩しています。

83-84小節は右手タッピングによるペダルノートのフレーズです。 やっていることは比較的単純ですが、左手の移動が忙しいのでミスが出やすいです。

アウトロ

イントロや間奏の最後とほとんど同じですが、最後の2音のタイミングを間違えないようにしましょう。 4/4拍子は変わらないので、頭の中で拍子をカウントすれば問題ないです。

Note

ちなみに86-87小節で鳴っているドラムフィルは3連符(24分)です。

太鼓のおに裏譜面では16分音符になっています。 もし今のタイミングで裏が登場していたらインフレの波に飲まれて24分になっていたかもしれませんね。 まぁ、それだったとしても☆9残留の可能性も高いですが…。ただの想像の話です。

後日談

選曲

前回の Day by Day! に続いてナムコオリジナルから選曲しました。

少し懐かしいナムオリ、かつギターが映える曲の中から選びました。 先述の通り太鼓を始めた直後あたりにたくさんプレイした曲で個人的にも思い入れがあったので、この機会にと思いピックアップしました。

この曲は前回と異なり、既にギターの演奏動画がYouTube上にいくつかありました。 とはいえ、その中でもサビのリードまで忠実にコピーした演奏は見つからなかったので、一応差別化になるかなと思って取り組みました。

かなり古い曲なこともあり、動画検索でナンバリング筐体のプレイ映像がたくさん見つかって懐かしくなりました。

ちなみに前回、Day by Day!の方はこちら。

【ギターカバー演奏・解説】 Day by Day! (太鼓の達人)

ギターカバー演奏第2弾! ナムオリから。今回はついでに初音ミクでカバーしてみました。

ギター演奏

eyecatch

演奏してみて

率直にとても難しかったです。 ここまで演奏してきた3曲の中では最も技巧的な難易度が高いと思います。

リードギターはあらゆる部分が難しく、上で書いたようにやはり練習曲と言うよりは課題曲、挑戦の対象だなと思いました。 ついでに今回は以前よりもかなり完コピに寄せると決めたので、ビブラートの有無などの表情付けの再現も頑張りました。 表情付けや弾き方レベルの細かい耳コピに挑戦したこと自体もすごくよい経験になりました。

演奏面では、特にフルピッキングの速弾きが難しかったです。 実際、練習や収録で一番難しかったのはサビ1の16分の速弾きでした。 私自身フルピッキングの速弾きはあまり得意ではなかったので、この曲を弾くにあたってかなり練習しました。 今でもあまり安定はしませんが、この曲を課題曲に据えなかったら今でも多くの速弾きをレガート頼りで弾くクセが抜けなかったと思います。 この曲を経てフルピッキングという選択肢が得られたので良かったです。

まとめ

ギター演奏第3弾として、太鼓の達人のナムコオリジナルから DON'T CUT を演奏してみました。

色々な部分がかなり難しかったのもの、太鼓でおに譜面の入門としてプレイしていた曲、ギターでも上級への入門…と言うとオーバー気味の難易度ですが、なんとか乗り越えられました。

この曲は解説動画やTAB譜動画も作る予定なので、お楽しみにしていただければと思います。